川口市民は「粗大ごみ」を持ち込みすれば、100kgまでは無料と言うことをご存知ですか?川口で30年近く生活しているのに私は知りませんでした。
粗大ごみが出た場合、その都度「回収シール」を購入してもらっていました。シール1枚が310円です。引っ越しなどのシーズンでは、粗大ごみもかなりの量がでることがあります。
仮に粗大ゴミが10品でたら、それだけで3000円を超えてしまいます。
しかし、自分で川口市の施設へ持ち込めば、「粗大ごみを無料」で処分できます。
しかも、事前予約も不要、受付時間内ならいつでも可。粗大もみの処理を思いたったらすぐに行動!(悪天候の場合は受付中止もあるようです)
ただし、「無料」と言っても、どんな粗大ごみでも無料で処分してくれわけではありません。持ち込み粗大ごみを無料で処分していただくには条件があります。
この記事では、川口市の「粗大もみ」の無料処分についてご紹介します。私自身も2022年2月に粗大ごみを処分してきた体験記です。
粗大ごみを無料で処分してもらうための条件

- 川口市内で発生した一般家庭の粗大ごみ(事業者の粗大ごみは不可)
- 粗大ごみのサイズ1辺が40cmを超えるもの
- 粗大ごみを自己搬入(自分で出したゴミを自分で処理施設へ持ち込むこと)
- 自己搬入は自転車または自家用車のみ(営業ナンバー車両は不可)※レンタカーは可
- 粗大ごみの重量100kgまで無料(超えた場合、10kgごと30円の追加料金が発生)
- 一部、追加料金が発生する粗大ごみがあります (事前にご確認下さい)
持ち込みを断られるゴミとは

川口市の処分施設では以下のものは、自己搬入・処分を断られますのでご注意下さい
- 有害性のあるもの
- 自動車・自動車部品、オートバイ・オートバイ部品、タイヤ類
- 処分施設などの管理または作業に支障をきたすおそれがあるもの(例:消化器、耐火金庫など)
- 増改築等により出る古材、建具
- 感染性医療廃棄物
- 産業廃棄物
- 主として事業用に用いられるもの(事務机、事務椅子など)
- 特定家庭用機器廃棄物(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)
- パソコン
詳細につきましては川口市のホームページ「市では収集及び処理施設での受け入れをしないもの」にてご確認ください。
不用品やゴミでお困りならこちらへ
川口市の粗大ごみが無料で処分できる施設と場所
川口市では、粗大ごみを持込の場合、条件がクリアされていれば「無料処分」をしてくれる施設が2箇所あります。詳しい内容につきましては事前に下記各施設へ各自ご確認ください。
鳩ヶ谷衛生センター

施設名称 | 鳩ヶ谷衛生センター (はとがやえいせいせんたー) |
住所 | 〒334-0012 川口市八幡木3-18-11 |
電話番号 | 048-281-5049 048-281-5043 |
電話対応時間 | 08時30分より 17時15分まで(土・日・祝日・年末年始を除く) |
粗大ごみ自己搬入受付時間 | 月曜日から金曜日まで (祝日・休日・年末年始を除く) ①09時00分より 11時30分まで ②13時00分より 16時00分まで |

戸塚環境センター
施設名称 | 戸塚環境センター (とつかかんきょうせんたー) |
住所 | 〒333-0012 川口市大字藤兵衛新田290 |
電話番号 | 048-295-0131 |
電話対応時間 | 08時30分より 17時15分まで(土・日・祝日・年末年始を除く) |
粗大ごみ自己搬入受付時間 | 月曜日から金曜日まで (土・日・祝日・休日・年末年始を除く) ①09時00分より 11時30分まで ②13時00分より 16時00分まで |
粗大ごみ処分の流れ・処分したもの
私自身は、この「鳩ヶ谷衛生センター」にて粗大ごみの処分をしてきました。参考までに当日までの流れをご紹介します。
- 事前に電話連絡し、処分できるものや追加料金が発生するものなどを確認
- 不用品の中から選別し、「粗大ごみ」をまとめる
- 鳩ヶ谷衛生センターへ行き、受付にて「粗大ごみの自己搬入」の旨を伝え必要書類への記入と身分証明書の提示
- 受付時車の止めた状態で「重量計測(車両とゴミの合計)」をする
- 指定された処分場所へ車を止め、粗大ごみを下ろす
- おろした荷物をスタッフの方が大勢で流れ作業により分別(仕分け)
- 作業時間は5分もかからず
- 作業後受付にて再度「重量計測(車両のみ)」差し引き100kg以下なら「無料処分完了」
- キャンプ用テント x 1組
- キャンプ用イス x 3脚
- キャンプ用バーベキューセット
- 子供用のソリ
- イス x 1脚
- ペット用ゲージ
- ガーメントバッグ(スーツ入れバッグ)x 1つ
- クリスマスツリー x 1式
- ゴミ箱
- その他もろもろ
ちなみに、学習机とキングサイズのベッドは、車への積み込みへの労力を考慮し、粗大ごみ廃棄シールを購入し回収してもらいました。

粗大ごみを自己搬入して無料処分する際の注意事項
- 事前に処分できる「粗大ごみ」の確認
- 追加料金が発生する粗大ごみの確認(重さではなく品物自体で追加料金発生のものがある)
- 当日、身分証明書(運転免許証など)を忘れずに
- 追加料金などの支払いは現金のみ(小銭の用意があるとなお可)
粗大ごみ自己搬入し無料処分をした感想
娘が一人暮らしを始め、引っ越しをし空き部屋の整理と、家の大掛かりな模様替えと断捨離を行いました。その際にでた粗大ごみの処分について、調べてみると「自己搬入なら無料」ということを知りました。
粗大ごみはその都度回収に来てもらっていましたが、引っ越しや模様替えなどで粗大ごみが大量に発生した場合は、回収に来てもらうより、手間ではありますが、自分で処分しに行けば安くでき、部屋もきれいになり、しかもセーブザ・マネーもできていいことでした。