川口市内の桜の名所の1つ「密蔵院」への行き方をご案内します。実際に桜の時期にあわせてバスに乗り「密蔵院」まで行きました。
密蔵院までのアクセスはいくつかありますが、今回はJR京浜東北線「川口駅」よりバスの乗って向かう方法をご紹介。
知らない土地での路線バス利用って、「どうやって行けばいいか?」結構、不安を感じますよね。
そこで今回は、筆者人身が密蔵院への桜の花見を兼ねて、バスに乗ってからバスを降り密蔵院までの行き方を体験してきたのでご紹介します。
初めて川口駅へお越しの方でも、わかりやすいように写真付きでご案内いたします。
JR川口駅からの密蔵院までのアクセス

JR京浜東北線「川口駅」を起点とした場合、改札は1つなので、改札を抜けたらまず「東口」へ向かいます。
バス乗り場・バス発車時刻の確認



川口駅東口を出ると左前方にバス乗り場や時刻表などの案内掲示板があります。
密蔵院へ行く場合、「峯八幡宮」行きのバスを終点「峯八幡宮」まで乘ります。写真左「川口駅東口バス時刻表」の1番上の2行目に「峯八幡宮」とあります。
乗り場は「⑫番」になります。写真右「川口駅東口バス乗り場案内図」青色「川口キャスティ」の右横に「⑭⑫⑪」とります。
【注意】⑬番乗り場はありません
JR川口駅から峯八幡宮へのバスでの行き方は、
バス乗り場「⑫番」の「峯八幡宮」行きのバスに乘り、終点「峯八幡宮下車」です。
密蔵院へ行くためのバス乗り場までの道順
川口駅東口でバス乗り場や時間を確認したら、東口正面にある「川口キャスティ」へ向かい、下りエスカレーターに乘ります。(階段利用を避けたい方はエスカレーターをどうぞ!)
ちなみに、写真右側に階段があります。そこを降りて行ってもバス乗り場へはいけます。


川口キャスティのエレベーターを降りたら、右方向へ進みましょう!「ソウル市場」を左手に観ながらUQモバイルのお店方面へ向かいます。(先程の川口キャスティ横の階段を降りた道へ合流します)

UQモバイルの店舗を左折すれば、バス乗り場が見えてきます。
手前から、⑭番、⑫番、⑪番の順番です。【注意】バスのりば⑬番はありません


密蔵院までのバス料金と所要時間

バス乗り場⑫番からは「安行出羽」「峯八幡宮」「原」の3方面へのバスが始発となります。「峯八幡宮」行きのバスに乗りましょう。
「峯八幡宮」行きのバスは、入り口がバスの「後方」になりますのでご注意下さい。入り口右側に「整理券」発行やSuicaなど「ICカード」の読み取り機があります。
現金払いの方は「整理券」を受け取り、「ICカード」払いの方はタッチを忘れずに行って下さい。
バスの料金はICカード払いで片道252円です。所要時間は約25分程度です。道路の混み具合にもよりますが、早ければ20分程度でも着きます。

終点「峯八幡宮」バス停留所にはお手洗いがあります。ここでトイレを済ませておいたほうが「密蔵院」の桜を観るのに集中できます。密蔵院でトイレを探すより先に桜が目に入り、写真を撮りたくなります。

密蔵院へ行く前に、帰りの時間を調べておくといいですよ。日中は1時間に4本程度は運行されているようです。
帰りの時間をチェックしたら、前方の横断歩道を右方向へ進みます。前を走る道路は「峯八幡坂通り」といいます。
峯八幡宮停留所より密蔵院までは徒歩約10分



峯八幡宮バス停より歩いてくると密蔵院への入口となる駐車場と安行小学校が右側に見えてきます

安行桜の名所【密蔵院】

真言宗智山派 海寿山・萬福寺 密蔵院は、川口市内の桜の名所の1つです。
密蔵院の桜は染井吉野よりひとあし早く咲く「安行桜」が有名です。
密蔵院参道の桜並木

密蔵院の駐車場と安行小学校の間の道を抜けると「密蔵院参道入口」になります。桜の花が咲く坂道を下ると「密蔵院」になります。



密蔵院の安行桜開花時期

密蔵院で観られる「安行桜」は、染井吉野よりも早く花が咲きます。春のお彼岸の時期に早咲きの安行桜が満開を迎えます。
そのため、お彼岸の参拝客と花見客と多くの人出があります。この記事で掲載の写真は、2022年03月21日(春分の日)に撮影したものです。まさにお彼岸の時期に桜の見頃となっています。

密蔵院の安行桜について
密蔵院の安行桜について調べてみました。
まず、「安行桜」はもともと名称がなく「安行緋寒桜(あんぎょうひかんさくら)という名称で桜図鑑に掲載されたようです。それが通称「安行桜」となり広まったようです。
安行桜の生みの親とも呼ばれる「沖田雄司」さんは、名前のない頃の「安行桜」について、花があまりに綺麗なため「何という桜か」問われることが多く、名称がなかったため自分の名前を冗談ながらに付け「沖田桜」と返答していたようです。
そして、安行桜と密蔵院のご縁は、安行桜の生みの親である沖田氏の菩提寺が「密蔵院」という繋がりです。沖田氏が春のお墓参りに際し、ご本尊様にお供えとしてもっていった桜が先代住職の目にとまり、密蔵院参道へ植えて下さいと申し出があったことが「安行桜」と「密蔵院」の桜の名所としての始まりです。
詳しくは、「密蔵院・安行桜」をご覧ください。
桜の時期は川口駅から密蔵院までバス利用がおすすめ
今回、私自身が川口駅より路線バスを利用し密蔵院まで行き、桜の花見を満喫してきました。
やはり、人出が多い場所はどこも同じかも知れませんが、「駐車場」が混んでいます。特にお花見など目的で休日の場合は、かなり混むようです。
路線バス利用は、密蔵院までは徒歩10分程度かもしれませんが、入口付近には桜も咲き、花見を楽しみながら歩くので時間は気になりません。入口付近までは7分程度ではないでしょうか?
バスを降りてからの道順もほぼ直線(一本道)なので、密蔵院入口付近までは迷子になる心配もありません。
川口駅からは始発なので、最初にうまく座れれば終点の「峯八幡宮」までは座っていけます。所要時間は30分未満で料金は片道252円(ICカード)
駐車場の空きを待つよりは、バス利用が個人的にはおすすめです。